雪崩情報

立山

2021/11/21 07:05

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界
森林帯

留意すべき雪崩

概要

雪崩

入山者が少ないため不明

積雪

融解凍結した層の上に過去の荒天の積雪が5-60cm程載っている。この積雪は昇温と日射の影響を受け沈降が進み結合が良い。日射の影響を受けにくい斜面の積雪表面は若干再結晶化してきている。南寄りの急斜面ではクラストを形成している見込。室堂周辺の総積雪は80cm程で、岩や植生が露出しているところが多い。

天候

室堂での6時40分現在の気温-1.7℃。気象庁は、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みのため、山麓では晴れで昼過ぎから曇りとなる予報を出している。

行動と地形の助言

積雪が少なく、雪崩の可能性は低いが、転倒や滑落に注意が必要な状況です。雪崩が発生した際に被害を大きくしてしまう岩、深い沢、がけ等の「地形の罠」が露出しています。転倒した際危険な、薄い積雪の下に隠されている岩に注意してください。また、薄い積雪の下の植生を痛めない配慮が必要です。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。