雪崩情報

妙高

2019/01/21 07:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(20日)は、朝からの降雪によるとても小規模な雪崩が人の刺激で発生しています。

積雪

標高の高いところでは、低気圧の通過に伴うあられを含む降雪の上に、午後からの冬型降雪が載っています。また、標高700m以下では、降雨やミゾレの影響で濡れた雪の上に、その後、雪に変わった新雪が載っています。

天候

妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて、気温-9℃(5時45分現在)、過去12時間で37cm、過去24時間で59cmの降雪を観察しています。気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、やや強く、雪、最高気温4℃(標高13m)を予報しています。

行動と地形の助言

とても危険な雪崩コンディションです。慎重なルート選択、保守的な意思決定が必要な日です。たとえ樹林帯にいても、その中にある雪崩の走路や発生区の存在に、いつも以上に注意を払ってください。また、視界が悪い時は自分の上方に存在しうる大きな雪崩発生区の存在にも注意を向けてください。「地形の罠」を避け、樹林のあるシンプルな地形を探してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。