雪崩情報

白馬

2021/12/25 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

今後の降雪強度と風の状態に留意

概要

雪崩

昨日(12月24日)は、真新しい雪崩は観察されていません。

積雪

12月17日から数日に渡った嵐の雪は沈降し、安定した状態にあります。その後、アルパインでは強い風に晒されており、硬い雪面が露出しているところもありました。南岸低気圧による降雪が未明から始まっており、麓ではみぞれ混じり、山中では降雪となっています。今後の降雪の強度と風の強さ及び風向の変化によるスラブの形成に注意してください。なお、森林限界から森林帯の積雪量はまだ十分とは言えず、地形が埋まっていません。沢には危険な穴が開いています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり時々雪、最高気温4℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温0.3℃(5時現在)です。気象庁は、12月25日5時41分「大雪に関する関東甲信地方気象情報」を発表し、長野県と関東北部の山沿いでの大雪を予報しています。25日6時からの24時間で50cm、26日6時からの24時間で50-70 cm、27日6時からの24時間で50-70 cmとなっています。

行動と地形の助言

気象アラートが報道されているように、この後、激しい風雪となります。山中で何かトラブルが発生した場合、救助隊は今後、数日間は出動できない可能性が高いことを考慮し、安全マージンを大きく取った行動が必要です。現在の雪崩危険度は低いですが、急速に悪化する状況にあります。また、森林限界以下では、一見、滑れそうに見える斜面でも、ブッシュはまだ倒れていないため、スキーが枝の下に入って転倒する危険や、穴への転落などの可能性があることを忘れずに。シーズン初めは、ゲレンデでリフトを使ってたくさん滑り、滑走感覚を取り戻すのも、良い選択肢の一つです。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。