雪崩情報

白馬

2022/01/03 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

風向きに注意して下さい。

概要

雪崩

昨日(2日)は、1600m付近で複数のサイズ2の面発生雪崩が自然発生していたのが報告されています。

積雪

1日まで続いた荒天がもたらした大量の積雪は急速に沈降し安定化していきました。昨日の日射と昇温のために低標高帯の日照斜面では表面が融解しました。その上に昨日午後から深夜にかけて降雪があり、それによってもたらされた新たな積雪10-30cmが載っています。白馬の谷の南側に多い傾向にあります。白馬村の750m地点で12時間降雪は14cm。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北日本中心の冬型の気圧配置となり、上空の寒気や気圧の谷の影響を受ける見込みです。このため、北部では曇り時々晴れで朝晩中心に雪の降る所があり、夜遅くには広い範囲で雪と予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-2.9℃(5時現在)です。

行動と地形の助言

夜半までの降雪で形成されたストームスラブに注意して下さい。緩い地形を利用した登高を心がけましょう。また。風の強さと向きに注意を払いましょう。風で運ばれた積雪は、風下側の斜面に溜まり、ウィンドスラブを形成します。時間の経過とともに安定するものですが、できたてのウィンドスラブはとても割れやすいものです。風を除けるために、風下斜面に入るときにも傾斜が緩い場所を見つけるよう心がけて下さい。滑りたくなるような雪が溜まっている場所は、今日の心配材料が溜まっている場所でもあります。雪崩安全対策に最も有効な手段は「斜度を落とすこと」です。斜面の下方に「地形の罠」のない、シンプルかつやや傾斜を落とした斜面であれば、気持ち良い新雪を安全に滑走できるでしょう。地形を上手に使ったグループマネジメントで、良い一日を。

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