妙高 Myoko

220111 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair 南寄りの風で移動した雪に注意
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Good 昇温あるいは降雨による影響に留意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

全層雪崩 Glide slab

日中の昇温および降雨等に注意

概要

雪崩 Avalanche

昨日(10日)は、森林帯の日射を強く浴びる急斜面にて、サイズ1の濡れた雪の点発生雪崩が観察されました。

積雪 Snowpack

以前の荒天の雪は落ち着き、9日未明からの低密度な雪が森林限界付近では堆積しています。昨日からの昇温や日射の影響もあり、標高の低い、日射を強く浴びる斜面では、積雪表層は融解し、スノーボールや点発生雪崩を発生させています。北側にはドライな雪が残っており、風の影響の弱いところでは標高を上げても良いコンディションにあります。

天候 Weather

気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、後、西の風やや強く、くもり、昼前から雨か雪、最高気温7℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-2℃(5時現在)、過去24時間で新たな降雪はありません。急激な発達が予想される低気圧が北東進しており、日中に上空を寒冷前線が通過し、明日に向かって強い冬型となる予報がでています。

行動への助言

気象現象がもたらすコンディションの変化に気をつけてください。標高の低いところでは、暖かい空気による全層雪崩、標高が高いところでは南西から南の風で動いた雪によるスラブに注意が必要です。低気圧の前線の通過後、強い冬型が予報されていますので、一旦、天気が崩れ始めたら、一時的な降雪等の弱まりがあっても、全体的には完全に悪化の方向にある、と考えてください。気象にしろ、雪崩にしろ、現象の時間スケール・空間スケールを考えることが大切です。自力下山できないようなインシデントが発生した場合、予想される気象から捜索救助も困難を極めますので、それを考慮し、安全マージンのある行動をお願いします。