雪崩情報

妙高

2019/01/23 06:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(22日)は、スキー場の朝の雪崩管理でサイズ1-1.5の面発生雪崩が観察報告されています。Twitterで写真を流してます(#nadare2019)。

積雪

21日の夕方から始まった降雪は、22日昼頃には収まりました。これに伴い、今回の荒天の雪は急速に沈降を進めています。ただし、昨日は大量降雪のため、標高の高いところでの情報が入っていません。昨日の日中は、標高の高いところでは南寄りの風が入っていますので、風下側でのスラブの形成に注意が必要です。

天候

妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて過去12時間の降雪はありません。過去24時間で18cmとなっています。また朝5時45分現在、気温-6℃です。気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、後、西の風やや強く、くもり、夕方から雨か雪、最高気温9℃(標高13m)を予報しています。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。前日までの降雪が風で移動し、どこにウインドスラブを形成しているか見極めてください。孤立した地形や下方に「地形の罠」のなる斜面を避け、風の影響の弱い、シンプルな地形を探してください。気温は下がっており、樹林帯でも快適な滑走が楽しめる日です。ただし、天候は明瞭に下り坂ですので、それを考慮した行動計画を立ててください。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。