雪崩情報

雪崩情報の使い方

かぐら谷川武尊

2022/01/18 04:32

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日、新しい雪崩の観察はないが、視界も悪く入山者が少なかったため限定的な観察

積雪

17日からの降雪で南寄りの斜面ではクラストが埋没し、昨夜から強まった降雪が多いところでは40cm以上載っている見込み

天候

4時現在、アメダス藤原で気温-5.1℃。過去6時間に17cm降雪があり、周辺では降雪が続いている。気象庁の16日17時の発表では、冬型の気圧配置が強まるため、群馬県北山麓山麓では雪で昼過ぎから曇りとなる見込みとの予報を出している

行動と地形の助言

標高の低い、斜度が緩い場所での行動をお勧めします。急斜面に形成されている新たなストームスラブの存在に注意してください。斜度が急激に変化するような場所や木がまばらな急斜面での誘発に注意が必要です。自身が斜度の緩い場所にいても上部斜面からの雪崩の可能性に注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。冬型が強まり大量降雪がある予報を出しています。今後の気象の変化に注意して行動してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。