雪崩情報

雪崩情報の使い方

かぐら谷川武尊

2022/02/07 04:35

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日、樹林帯で小さな点発生雪崩を観察した報告があった。

積雪

この荒天で多いところでは100cm以上の降雪があり、徐々に沈降し結合を上げてきている見込み。積雪中層部は顕著な脆弱性は観察されていない。

天候

4時現在、アメダス藤原で気温-5.8℃。過去24時間の降雪は34cm。周辺では降雪が続いている。気象庁の6日17時の発表では、冬型の気圧配置が西から緩み、次第に高気圧に覆われるため、群馬県北部は曇り時々晴れで、未明は雪となる予報を出している。

行動と地形の助言

急斜面に存在する新たなストームスラブに注意してください。新雪内の結合が進んでいないため、斜度が急激に変化するような場所や、木がまばらな開けた急斜面での誘発に注意が必要です。樹林帯内の斜度の低い場所での行動をおすすめします。自身が低い斜度の場所にいても頭上の斜面の発生区の存在に注意してください。降雪が続いています。今後の降雪量の増加や風の影響などの気象の変化に注意して行動してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。