雪崩情報

白馬

2022/02/07 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(6日)は、森林帯にて、人的な刺激でサイズ1の点発生雪崩あるいは面発生雪崩が、複数、観察報告されています。また、シューティング・クラックも多数、報告されています。荒天のため、標高の高い場所での観察データはありません。

積雪

降雪は夜間に収まりましたが、主稜線付近では西寄りの暴風が未明まで吹いていました。今回のまとまった雪は、その量の多かった白馬バレーの北寄りの森林帯で70 cm程度となっています。新雪内にある脆弱性、あるいは昨晩からの強い風によるスラブに警戒が必要です。標高が低い、日射の影響の強い急斜面には、今回の雪の下に融解凍結層があり、その結合具合は不確実性が高い状態です。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、時々、晴れ、所により雪、最高気温1℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-6.2℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はほとんどありません。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。荒天の雪は、まだ、十分に強度を上げていないことを前提に慎重なルート設定をお願いします。登行しながら、主稜線付近で吹き荒れた夜間の風の影響を探してみてください。ラッセルの深さや足裏から伝わる感触でも、スラブの形成具合はある程度わかります。変化に気づくことが、より安全な行動へと繋がります。スラブの形成が見て取れるような凸状地形や、日射の影響の強い大きな開放斜面は避けるようにしてください。標高の低いところでは、グライドクラックが、今回の降雪で隠れています。雪に下に何がありそうか、イメージしてみてください。風の影響が弱く、「地形の罠」のないシンプルな地形であれば、良い新雪が楽しめるでしょう。安全な一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。