雪崩情報

妙高

2019/01/27 07:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(26日)は、人的誘発でサイズ1-1.5の点発生あるいは面発生(ストームスラブ)の雪崩が複数、観察報告されています。

積雪

25日から始まった今回の降雪は、森林帯にて50 cm程度に対しています。また、その降り始めに、粒径のやや大きな新雪が低密度で埋もれたため、昨日の時点で人的な刺激に対して反応しています。この脆弱性は、本日もまだ継続していると考えることが重要です。

天候

妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて過去12時間で33cm、過去24時間で50cmの降雪があり、気温-9℃(6時45分)です。気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、南西の風、雪、夜、くもり、最高気温3℃(標高13m)を予報しています。

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。前日よりも誘発の可能性は下がりつつありますが、以前として規模の大きな雪崩が発生しうるコンディションにあります。自分の上方に存在する雪崩発生区に注意を向けてください。急峻な斜面、孤立した地形、大きな発生区を避け、樹林のある傾斜が緩く、風の影響のない地形を探してください。経験が浅い方はスキー場内で新雪を楽しむのが良い日です。低温が続いているので快適な滑走ができるでしょう。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。