雪崩情報

白馬

2022/02/12 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair 極端な地形に残る不安定な雪と、日射の影響に留意
森林帯 Fair 極端な地形に残る不安定な雪と、日射の影響に留意

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(11日)は、ウインドスラブの形成している急斜面で、人的な誘発によるサイズ1-1.5の面発生雪崩、あるいはシューティングクラックが報告されました。また、風の影響を受けなかった北側の急峻な地形では、サイズ1の点発生雪崩が観察されました。

積雪

昨日は低気圧の雲が振らせた結合力の弱い雪による小さい点発生雪崩や、それが風で移動したことによる面発生雪崩の発生が報告されています。現在、放射冷却によって冷え込んでいますので、とても急峻な地形で、風の影響がなかった場所では、前日より規模は小さくなるでしょうが、点発生雪崩がありうることを考慮してください。一方、標高を上げる方は、今日は昨日よりも日射の影響が強くなること、南風が入ってきているかに着目してください。朝は硬いスラブも、日射の影響で人的な誘発がしやすくなることは、しばしばありあります。

天候

気象庁は長野県北部に対し、南の風、後、北の風、晴れ、時々、くもり、最高気温4℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-10.5℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

行動と地形の助言

特定の地形局所に残る不安定性に注意してください。アルパインエリアでは今朝まで継続的に中程度の北西風が吹いていましたので、それによる新たなスラブの形成に留意してください。朝は硬く安定していると感じたスラブも、日射を強く浴びる面では、昼には誘発しやすくなることがあります。気温と日射に注意を払って下さい。標高が低く、南に面した斜面では、グライドクラックが発達しており、以前の降雪で隠れているところもあります。雪面に現れるシワなど周辺観察をすることで見抜き、そのような場所を避けるように。滑走のコンディションは良い状態にあります。楽しい週末となりますように。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。