雪崩情報

更新日時: 2022/03/02 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高を上げる方は旧雪の載るウインドスラブの形成を確認してください。日射の影響のある斜面では、すべり面になりやすい硬い雪面の上に載っています。スラブの形成が見て取れましたら、誘発点となりやすい凸状や孤立した形状の場所を避け、斜度を落としたラインを探してください。また、硬い雪面が露出しているところも多くなっていますので、滑落にも注意を。標高がとても低い場所では、日中の昇温の影響を考えてください。極端な地形にある雪ブロックは崩落しやすくなっています。自分の上部への警戒を忘れずに。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

日中の昇温に留意

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1日)は標高の低いところで、サイズ1の点発生湿雪表層雪崩が複数、観察されました。また、雪ブロックの崩落も報告されています。

積雪


この数日の昇温と日射の影響で積雪表層の雪は沈降しています。北側の標高の高いところは、まだドライな状態ですが、南側では十部に濡れ、融解凍結クラストが形成しています。この上に、標高の高いところでは今朝までの降雪が載っていますが、その量はわずかと見積もられています。ただし、アルパインでは、とても強い西の風が吹いていますので、ウインドスラブの形成が強く疑われており、南東面などでは特に警戒が必要です。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、くもり、夕方から晴れ、最高気温8℃(標高13 m)を予報しています。妙高関山(標高350 m)にて気温3.1℃(5時現在)、過去24時間で新たな降雪はありません。

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