雪崩情報

白馬

2022/03/10 05:36

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Good
森林限界 Good
森林帯 Good 昇温と日射の影響を強く受ける南側の斜面にて、日中の雪の変化に留意

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(9日)は、標高の低い日射と昇温の影響を強く受ける斜面で、サイズ1の点発生湿雪雪崩が多数、観察されました。

積雪

森林帯の南側は、融解凍結の春のサイクルに入っています。森林帯上部より標高が高い北側では、まだ雪はドライに保たれています。風は、主稜線付近で日中は南寄り、夜間は北西寄りの中程度の風となっており、既に移動できる雪も僅かなため、時間経過したウインドスラブが局所に残るのみとなっています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、最高気温11℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-7.0℃(5時現在)、過去36時間で新たな降雪はありません。

行動と地形の助言

普段、アプローチしずらかった深い位置までツアーを楽しめる日です。一般的には雪崩の危険度は低い日ですが、極端な地形形状やとても急峻な斜面などでは局所に残るスラブに注意が必要です。標高を上げる方は、硬い雪面が露出しているところや雪庇などにも警戒をしてください。標高を下げると、日中の濡れた雪の点発生雪崩に注意を。濡れた雪は重たいため、小さくとも簡単に足元をすくいます。斜面下方に崖などの「地形の罠」があれば、重大な結末となりえます。そして、グライドクラックの入った斜面には近づかないようにしてください。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。