雪崩情報

妙高

2022/03/24 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Good 日中の降雨と昇温に注意

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(23日)は新しい雪崩は観察されていません。

積雪

標高の低いところは、春の融解凍結サイクルに入っています。グライドクラックや地肌の見えているところも増えており、沢割れや弱くなったスノーブリッジに注意が必要です。標高の高いところでは、今朝までに多少の降雪があった模様です。

天候

気象庁は、新潟県上越地方に対し、西の風、くもり、時々、晴れ、所により、夜のはじめ頃まで、雨、最高気温13℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温-3℃(5時現在)、新たな降雪はありません。

行動と地形の助言

朝の冷え込みも弱く、昨日以上の昇温と多少の降雨も予報されています。グライドクラックの入った斜面には近づかず、傾斜が急な斜面では濡れた雪による点発生雪崩に注意を。濡れた雪は重いため、簡単に足元をすくいます。一方、標高が高いところでは、最近の降雪で形成しているスラブに注意してください。積雪が不安定となりやすい極端な地形形状は避けたほうがいいでしょう。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。