雪崩情報

雪崩情報の使い方

かぐら谷川武尊

2018/12/28 04:08

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(27日)、新しい雪崩の報告は無いが、情報が少ないため限定的な観測

積雪

標高の高い場所では、今回の荒天により60-80cm以上の降雪が見込まれ、ストームスラブが形成されている見込。森林帯では、藪や沢が露出している。

天候

4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪が32cm。気象庁の発表では、強い冬型の気圧配置が続くため一日雪が続き、今後の24時間で60㎝の降雪予報を出している

行動と地形の助言

大量降雪のため行動は困難です。スキー場での行動をお勧めします。斜度が急激に落ち込むような、地形が積雪を支えていない急斜面のストームスラブに注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。自分がいる場所や上部、下部の斜面がどんな地形なのか注意を払ってください。低い標高帯では藪が露出して滑走は困難です。沢への転落にも注意してください。気象庁は降雪が続く予報を出しています。今後の気象の変化に注意して行動してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。