雪崩情報

かぐら谷川武尊

2023/01/18 04:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Good

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

稜線、支尾根直下の新しいウインドスラブの結合に注意

概要

雪崩

昨日、新しい雪崩を観察した報告はないが、視界が悪かった。

積雪

15日に融解し再凍結したクラストの上に、風の影響を受けた降雪が15-30cm程載っている。結合はよいが、境界面に強い温度勾配が観察されているため、今度の結合の低下に注意が必要。夜からの強い南西寄りの風により、風下の稜線や支尾根直下に新たなウインドスラブが形成されている見込み。境界面の結合に注意が必要。

天候

4時現在、アメダス藤原の気温-3.9℃。過去24時間の降雪は無い。気象庁では次第に高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、南部では晴れ時々曇り、北部では曇り時々晴れで朝から夕方にかけて雪の降る所があるとの予報を出している。

行動と地形の助言

新たな降雪はありませんでしたが、風の影響を受けやすい高い標高帯では、夜からの強い南西寄りの風による雪の移動により、稜線や支尾根直下の急斜面に新たなウインドスラブが形成されている可能性があります。結合に注意してください。日中晴れる予報です。日射の影響をうけた急斜面でスノーボールが転がり始めたら積雪の強度が失われてきたサインです。南寄りの大きな急斜面からの点発生湿雪雪崩の可能性に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。