更新日時: 2019/02/08 07:00
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。昨晩からの降雪で形成しているストームスラブに注意してください。現在、どのようなタイプの雪崩の危険が存在するにせよ、「斜度を落とす」は最も効果的な安全戦略です。小さい雪崩でも重大な結末を招く「地形の罠」が、滑りたい斜面の先にないか考えてください。また、森林帯では昨晩の降雪が、以前の降雨で形成したクラックや沢底のトラップなどを隠している可能性を忘れないように。
昨日(7日)は山に入る人が少なかったこともあり、真新しい雪崩の発生報告は入っていません。
以前の降雨および昨日の昇温や降雨で、濡れた雪面あるいはクラストの上に、昨晩からの降雪が載っています。降雪量は、妙高山塊の北西側で多く、妙高のスキー場のある南西側では少なめと、地域によるバラツキがあります。
妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-9℃(5時45分現在)、過去12時間で6 cmの降雪がありました。気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、やや強く、雪時々くもり、最高気温2℃(標高13m)を予報しています。