雪崩情報

更新日時: 2023/02/08 06:00

妙高


アルパイン Good 降雪の開始に留意


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

一般的に安全な雪崩コンディションです。アルパインでは、孤立した地形形状にあるウインドスラブに注意を。森林帯では、グライドクラックの入った斜面に近づかないようにしてください。全体的な降雪量が少ない状態が継続していますので、標高が低いところでは、元地形が露出しており、また、沢底には穴が開いているところも多数あります。雪崩以外の危険要素が多数ありますので、「地形の罠」の要素を見極め、安全なルート選択をお願いします。天気はゆっくりと下り坂です。それを考慮した行動計画を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2月6日)は、サイズ1.5-2の全層雪崩が報告されています。また、サイズ1の点発生湿雪雪崩が複数、報告されています。

積雪


標高が高く、風の影響が強い場所では、風下側には、硬いウインドスラブが地形局所に形成しています。日射と気温の影響を強く受ける急斜面では、積雪表層は十分に濡れたものとなり、昨日の点発生雪崩や全層雪崩の原因となっています。乾いた雪があった北斜面においても、標高が低いところでは、雪は湿り気を持ったものと変わりました。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、後、北西の風、曇り、昼過ぎから雪か雨、最高気温9℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温-4°(4時45分現在)です。

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