雪崩情報

白馬

2023/02/19 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low 今後の降雪に注意
森林限界 Fair 今後の降雪・降雨に注意
森林帯 Fair 今後の降雨の強度に注意

留意すべき雪崩

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow

今後の降雨の強度に注意

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

グライドクラックの入った斜面に近づかないように

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

今後の降雪に注意

概要

雪崩

昨日(2月18日)は新しい雪崩の報告はありません。

積雪

昨日(2月18日)の午後から弱い降雨が始まり、本日未明からは本格的な降りとなっています。これにより、森林帯の雪は十分に濡れています。今後、寒冷前線が上空を通過し、冬型の気圧配置へ移行、気温の低下が予報されています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、日中、南の風、雨、昼過ぎから曇り、所により、夜、雪、最高気温11℃(標高418 m)を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて、気温1.3℃(5時現在)、過去12時間で37 mmの降雨がありました。

行動と地形の助言

標高の低いところでは、積雪表層は降雨によって強度を失っています。濡れた雪の雪崩は、とても重たいため、小さいものでは注意する必要があります。林間であっても、点発生雪崩は発生しますので、注意してください。また、既にグライドクラックの入った斜面は、とても危険ですので、近づかないようにしてください。

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