雪崩情報

更新日時: 2024/02/23 04:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 降雪量が不明。


森林限界 Fair 情報が少ない


森林帯 Fair 過去の降雨の影響が不明


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

低い標高では昨日までの夜間の冷え込みが弱く、降雨の影響も受けていた状況が残っている見込みです。クラックが開いている場所や崖状の急斜面からの全層雪崩の可能性に注意してください。そのような場所の下部や沢底には立ち入らない、または素早く通過することをおすすめします。沢への転落にも注意が必要です。標高の高い場所では極端な急斜面のストームスラブの結合に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

クラックの開いている場所や崖状の急斜面に注意

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

極端な急斜面に注意

概要

雪崩


昨日(22日)、標高1100mの北西斜面で過去2日以内に発生した全層雪崩サイズ2を観察した報告があった

積雪


積雪上層部はクラストを形成し、その上に5-10cm程の新たな降雪が載っており結合は良い見込み。積雪中層から下層部の脆弱性は報告されていない。標高の低い場所でも表面はクラストを形成しているが、昨日まで夜間の冷え込みが弱い状況が5日間続いていたため、積雪下部が濡れ強度が落ちている見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原の気温は-1.1℃。過去24時間に9cmの降雪があったが沈降が進んだ。現在、弱く降雪が続いている。気象庁は、前線は本州の南に南下するが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、曇りとなり、昼前まで雨か雪の降る所がある予報を出している。

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