雪崩情報
更新日時: 2024/03/02 04:00
かぐら谷川武尊
アルパイン Low 降雪量と風の影響が不明
森林限界 Fair 今後の降雪量の増加と風の影響に注意
森林帯 Fair 今後の降雪量の増加と風の影響に注意
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
危険な雪崩コンディションです。斜度が変化するような場所や、樹木の少ない開けた急斜面でのストームスラブの誘発に注意してください。斜度を下げて行動することをお勧めします。自身が斜度の緩い場所にいても頭上の発生区の存在に注意してください。積雪量が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢への転落にも注意が必要です。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
急斜面に注意
概要
雪崩
昨日(1日)、1500ｍから1400ｍ付近の急斜面にて人的誘発による複数の面発生雪崩サイズ1-1.5を観察した報告があった。
積雪
南寄りの急斜面と約1700m以下の全方位に29日の日射と昇温の影響によりクラストが形成され、その上に29日からの降雪が30-40cm以上載っている。境界面に低密度の降雪が観察されており、そこから人的誘発による雪崩が報告されているため結合に注意が必要。
天候
4時現在、アメダス藤原の気温は-4.3℃。過去8時間に8cmの降雪があり、周辺では現在も降雪が続いている。気象庁は、西高東低の気圧配置となり寒気の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では曇りで昼前から時々晴れとなり、昼前まで雪の降る所がある予報を出している。
