雪崩情報

更新日時: 2024/03/30 04:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

春のサイクルが始まっています。雪崩危険度は日中の気温や日射の影響で「低い」から「高い」まで変化していきます。日射の影響や気温の上昇により、クラストが緩みきる前の行動をお勧めします。昨日までの荒天の雨が雪になっている、高い標高の稜線や支尾根直下の極端な急斜面に形成されたウインドスラブの存在に留意してください。低い標高では、大きな急斜面からの点発生湿雪雪崩や、グライドクラックのある場所や崖状の斜面からの全層雪崩に注意してください。そのような場所の下部に立ち入らない、または素早く通過するようにしてください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

稜線や支尾根直下の極端な急斜面に留意

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

クラックの開いている場所や崖状斜面に注意

概要

雪崩


昨日(29日)、観察者がいなかったため情報がない。

積雪


昨日までの降雨の影響を受け、少なくとも標高1700m以下では積雪は濡れその後凍結した見込み。雪に変わっている高い標高では強い西寄りの風の影響を受けて風下の沢底にウインドスラブを形成している見込み。積雪中層から下層部に顕著な脆弱性を観察した報告はない。

天候


4時現在、アメダス藤原の気温は0.4℃。気象庁は、高気圧に覆われるため、おおむね晴れ、引き続き黄砂が観測される可能性があり、山麓では15℃まで気温が上昇するとの予報を出している。

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