雪崩情報

更新日時: 2019/02/23 06:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高が低いところではグライドクラックの入った場所には近づかないようにしてください。また、標高の低いとこの雪庇なども崩落しやすくなっていますので、安全マージンを取った行動をお願いします。一方、標高が高いところでは、孤立した地形局所に形成したウインドスラブと、その下の硬い融解凍結層での転倒・滑落に注意してください。一見、良さそうに見える斜面も、その下には硬いクラストが隠れているところも多くなっています。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(22日)はとても標高の低い、南に面した急斜面にて、濡れた雪の点発生雪崩が観察されました。

積雪


以前の降雨が形成した融解凍結層があり、標高が低いところでは、昨日は昇温と日射でそれが緩み、積雪内部はまだ十分に濡れていることもあり、点発生雪崩などを発生させていました。一方、標高が高いところでは、融解凍結層は硬く凍結しており、その上にその後の降雪が載っています。この薄い積雪は10-30cm程度で、風の影響を強く受け、場所によってかなり差があります。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、昼過ぎから時々、晴れ、所により昼過ぎから雪、最高気温7℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-0.4℃(6時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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