雪崩情報

更新日時: 2019/02/26 06:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

グライドクラックの入った斜面に注意してください。既に全層雪崩が出ている斜面の場合、その落ち残りの雪ブロックはとても不安定なことが多いものです。その下方を通らなければならない時は、間隔を開け、素早く移動するなど、原則的な行動様式を忘れずに。また、標高の高いところでは、登山者は特に滑落に注意してください。冬季山岳遭難において、道迷いの次に多い遭難理由となっています。軟らかい真新しい新雪はありませんが、時間と斜面を選べば、快適なザラメ雪の滑走が可能です。良い一日を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(25日)は真新しい雪崩の観察報告はありませんでした。

積雪


森林帯の積雪は、日中の昇温と日射で融け、夜間に凍結する春の「融解凍結サイクル」に入っています。雪面は凍結していても、内部では等温となり、濡れている層も広がり、グライドクラックも拡大してきています。標高が高く、日射の影響のない斜面では、まだ雪はドライに保たれています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、くもり、昼過ぎから晴れ、最高気温8℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-4℃(4時45分現在)、過去24時間で新たな降雪はありません。

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