雪崩情報

更新日時: 2019/02/28 06:00

白馬


アルパイン Low 日中の降雪に注意


森林限界 Fair 日中の降雪に注意


森林帯 Fair 日中の降雨に注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高が低いところでは昇温と降雨によって全層雪崩の危険が上がります。既にグライドクラックの入った斜面、あるいは既に全層雪崩が発生したものの、まだ落ち残りの雪がある斜面でのブロック雪崩などに警戒してください。一方、標高が高い場所では、本日は降雪が予報されています。新たな降雪が形成するスラブに注意を払ってください。標高の高い場所では滑落の危険がある場所が多々あります。斜面下方に「地形の罠」がないかも確認してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(27日)は真新しい雪崩は観察報告されていません。

積雪


昨日(27日)は山麓(標高700m)で最高気温が6.3℃(16時現在)まで昇温し、標高の低い場所では融雪が進ました。一方、標高が高く、日射の影響を受けない斜面では、雪はドライな状態にあります。そこでは硬い融解凍結層が露出しているところや、過去の降雪がパックされた状態で残っているところなど多様です。乾いた雪があるところでは、この数日の好天によって、雪面がトライアウトしているところもあり、今後、新たな降雪が載った場合、その境界面の結合状態に注意が必要です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、後、北の風、雨か雪、朝晩くもり、最高気温6℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)の気温0.4℃(6時現在)、過去48時間で新たな降雪はありません。

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