雪崩情報

雪崩情報の使い方

かぐら谷川武尊

2019/03/01 06:40

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Low

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(28日)、雪崩の報告はない。

積雪

昨日日中の降雨の影響は標高1400m以下。低い標高では夜間の冷え込みが弱かったが、積雪表面は凍結している。高い標高では2月19日のレインクラストの上に10-20cm の降雪が載っている見込。

天候

6時現在、アメダス藤原での昨晩の新たな降雪はない。気象庁の発表では、次第に高気圧が本州付近に張り出すが、気圧の谷や寒気の影響を受ける見込み。このため、晴れ時々曇りで、山地では夕方は雪の降る所がある予報を出している。

行動と地形の助言

降雨の影響の強い低い標高では、グライドクラックの開いている場所からの全層雪崩や崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。このような場所から距離をとって、素早く通過することがお勧めです。高い標高では、稜線や支尾根の直下に新たに形成されているウインドスラブの結合に注意してください。表面が凍結している場所では、滑落にも注意が必要です。

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