雪崩情報
白馬
2019/01/02 07:00
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Low | |
森林限界 | Low | |
森林帯 | Low |
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab





































サポート無い急斜面に注意。
概要
雪崩
昨日は、沢山の利用者が山に上がりましたが報告はありませんでした。
積雪
昨夕から再び新たな降雪がもたらされました。朝6時現在標高750mで20cm。昨日、積雪表面には放射冷却の結果として再結晶化がした表面霜,コシモザラメが各所で観察されていた。また、前回の降雪(12月27日〜)が埋めた融解凍結層周辺の温度勾配は未だ確認されており、その脆弱性も残存している。引き続き注意しておきたい。前回の降雪による積雪は、順調に沈降していた。
天候
気象庁は、はじめ気圧の谷の影響を受け、その後は冬型の気圧配置となる見込み。このため、北部では、曇りで朝晩は雪と、予想している。午前6時現在標高700mで-2.5℃。
行動と地形の助言
視界の悪い日に行くべきツリーの斜面が未だ薮が多く楽しめるコンディションではありません。ですから、今日はスキー場内で楽しむのが良い選択だと思われます。露岩、薮、深い沢地形、ガケなどの、小さな雪崩であっても被害が大きくなる要因(地形の罠)が、未だ顕著です。また、スノーブリッジが架かっていない沢が沢山あり、自分たちが行こうとしているルートは大丈夫か事前に調べておくことをお勧めします。気象の変化に合わせて、その都度状況を認知する努力をしましょう。