雪崩情報

更新日時: 2019/03/02 06:30

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の高いところでは、以前の硬い融解凍結層が露出、あるいは薄い積雪の下に隠れているところが多くあります。滑落に十分に注意してください。朝は硬く凍結していても、昇温と日射の影響で日中には快適な滑走ができる斜面もあります。斜面選択とその時間帯を考えるようにしてください。一方、標高が低いところでは、全層雪崩の危険が継続しています。誘発の可能性は低くとも、濡れた雪は極めて重いため、小さい雪崩でも重大な結末となります。グライドクラックが開いた斜面、あるいは落ち残りの雪ブロックがある斜面には近づかないようにしてください。もし、そのようなところの下方を通過しなければならない時は、間隔を開けるなど原則的な行動様式を大切に。良い一日を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1日)は、サイズ1.5の全層雪崩あるいは濡れた雪の点発生雪崩などが、標高の低いところで観察報告されています。

積雪


森林帯の日射の影響がある斜面、あるいは標高が低いところでは、積雪は春の融解凍結サイクルに入っています。朝、雪面は硬く凍結していても、日中には昇温と日射の影響で、雪面の雪は緩んだ状態となっています。標高を上げると、雪はまだドライですが、以前の降雨による硬い融解凍結層が露出しており、その上に載る快適な雪は薄いところが多くなっています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、後、南の風、晴れ、時々、くもり、最高気温11℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて-4℃(4時45分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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