雪崩情報

更新日時: 2019/03/07 05:18

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 新たな降雪の結合に注意


森林限界 Low 新たな降雪の結合に注意


森林帯 Fair 全層雪崩に注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

低い標高では降雨があり、昨夜の冷え込みが弱かったため、グライドクラックの開いている場所からの全層雪崩や崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。この様な場所から距離をとって、素早く通過することがお勧めです。高い標高では、急斜面での新たな降雪と旧雪との結合に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(6日)、標高1400m付近の北斜面で人的誘発により、湿雪面発生雪崩サイズ1が観察された。

積雪


先日の荒天による降雪は沈降した。その上に深夜からの新たな降雪が1500m付近で10cm程載っているが、結合は不明。標高の低い場所では雨により雪面は融解している。

天候


5時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雨量5.5mm。夜間の冷え込みも弱い。気象庁の発表では、低気圧が発達しながら伊豆諸島付近を通過し、午後は上空に寒気を伴った気圧の谷が通過する見込み。このため、雪か雨で時々曇りの予報を出している。

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