雪崩情報

更新日時: 2019/03/11 06:30

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

低気圧の通過に伴う荒天となっており、山岳での活動に適した日ではありません。主稜線では20m/s程度のとても強い南風を伴う降雪になっており、一方、山麓で降雨となっています。また、過去数日の高い気温と日射によって、標高が低いところでは融雪が進んでいます。そのような場所では、昨夕からの降雨の影響もあり、全層雪崩の危険が高まっていますので、グライドクラックの入った斜面には近づかないようにしてください。白馬や小谷の良質な温泉がおすすめの日です。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(10日)は森林帯にて、誘発によるサイズ1の濡れた雪の点発生雪崩が複数、観察されました。

積雪


日射と昇温によって、標高の低いところや、南側の斜面の積雪は、十分に濡れた状態になっています。また、山麓では夜間も通して、プラス3℃程度の気温で推移しており、また降雨となっています。一方、森林帯上部から降雪となっていますが、その程度については信頼度が低い状態です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、やや強く、後、北の風、雨か雪、昼過ぎからくもり、最高気温12℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温3.5℃(6時現在)、昨夕から今朝までに約20mmの降雨を観察しています。

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