雪崩情報

更新日時: 2019/03/12 04:50

かぐら谷川武尊


アルパイン Low ウインドスラブに注意


森林限界 Low ウインドスラブに注意


森林帯 Low 全層雪崩に注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

降雪があった高い標高では、稜線や支尾根の直下の急斜面に形成されている新たなウインドスラブの存在に注意してください。滑落にも注意が必要です。低い標高では降雨と昇温の影響が強いため、グライドクラックの開いている場所からの全層雪崩や、崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。この様な場所の下部からは距離をとって、素早く行動することをお勧めします。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(11日)、新しい雪崩の報告はないが、情報も無い

積雪


高い標高帯では西寄りの強風を伴った降雪により、新たなウインドスラブが形成されている疑いがある。1500m付近では、10cm程の降雪があった。低い標高では冷え込みも弱く、雨が降っていたため、積雪は濡れて結合が弱い。

天候


4時現在、アメダス藤原で過去24時間に14.5mmの降雨。気象庁の発表では、冬型の気圧配置が次第に緩んで、大陸の高気圧に緩やかに覆われるが、午後は気圧の谷の影響を受ける見込み。このため、晴れ、昼過ぎから夕方曇りの予報を出している

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