雪崩情報

更新日時: 2019/03/12 06:30

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高を上げる方は、強い西風で形成されたウインドスラブに注意してください。昨日、主稜線では30m/sを超える風が吹いています。以前に形成した硬い融解凍結層が露出しているところも多くなっていることが推察されますので、滑落にも十分、注意が必要です。激しい風で移動した雪は、単純な風下側ではなく、山岳の地形の影響を受けながら、普段とは異なった位置に堆積することがあります。孤立した地形、極端な凸状斜面、沢状地形の側面などにポケットでスラブが形成していることがありますので、周囲をよく観察してください。標高が低いところは融雪がかなり進みました。沢割れなどにも警戒してください。良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(11日)は、朝の時点で、スキーカットによるサイズ2の濡れた雪の雪崩が観察報告されています。これは降雨と降雪が入り混じった表層の雪によります。

積雪


発達する低気圧の通過に伴う、暴風が昨日が吹いており、標高が低いところでは雨が伴い、アルパインでは降雪となりました。現時点で、標高が高いエリアでの降雪量に不確実性があります。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、時々、くもり、所により夕方から夜のはじめ頃、雨か雪、最高気温13℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-2.2℃(6時現在)です。

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