更新日時: 2019/03/24 06:30
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
標高が高いところでは、未明からの降雪で形成したストームスラブに注意してください。降雪量は多くありませんが、スラブの下には、数日前までの昇温や日射による硬い融解凍結層があり、良いすべり面として機能します。斜面の下方に「地形の罠」がないか確認してください。また、以前の高い気温で荒れた雪面が、今回の降雪で隠れていることを忘れないように。濡れた雪の点発生雪崩やスノーボール、デブリなどが、とても硬い雪の凸凹を作っています。
昨日(23日)は真新しい雪崩は報告されていません。
全山、ほぼすべてが融解凍結層に覆われており、そこに未明からの降雪が載っています。森林帯上部で数cmの降雪となっており、北西から西の風の影響を受けて堆積しています。
気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、はじめやや強く、雪、昼前から、くもり、最高気温7℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-7℃(5時45分現在)、過去12時間で3cmの降雪を観測しています。