雪崩情報

かぐら谷川武尊

2019/03/27 06:43

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(26日)、新たな雪崩の報告はない

積雪

昨日標高1300m以下の標高は全方位モイストになった。その後強い北西風を伴った夕方からの降雪により1600m付近で17㎝の降雪があった。結合と降雨の影響は不明。昇温と降雨で融解した旧雪内部は融解凍結サイクルが進み徐々に強度を上げている。

天候

6時現在、アメダス藤原での過去24時間降雪は2cm。気象庁の発表では高気圧に覆われるが、日本海を東に進む低気圧の影響をうけ、晴れ夕方から曇りで、夜雪や雨の降る所がある予報を出している。

行動と地形の助言

稜線、支尾根直下の急斜面に新たに形成されたウインドスラブの不安定性に注意してください。低い標高では気温上昇による、グライドクラックの開いている場所からの全層雪崩や、崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。この様な場所の下部からは距離をとって、素早く行動することをお勧めします。日中晴れる予報です。日射の影響を受けやすい、南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩に注意してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。