雪崩情報

更新日時: 2019/03/28 06:30

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高が高いところでは未明から降った雪が形成したスラブに注意してください。降雪量は多くありませんが、小さい雪崩であっても地形的な要素が加わると重大な結末を招きます。斜面下方にある崖や岩、樹木など、危険な要素に注意してください。一方、標高が低く、降雨となっているところでは、全層雪崩への注意が必要です。グライドクラックの入った斜面、落ち残りの雪ブロックのある地形から離れるようにしてください。天気は回復の予報がでています。新雪の下には、以前のデブリや荒れた雪面が隠れている可能性を頭に入れつつ、余裕あるスピードでの滑走を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

降雨となっているところ

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(27日)は真新しい雪崩は観察されていません。

積雪


森林帯では、積雪は融解と凍結を繰り返す、春のコンディションになっています。森林限界から標高の高いところでは、過去36時間で20-30cmの降雪があり、旧雪の上にスラブを形成しています。昨日の時点では重要な不安定性は観察されていませんが、今朝にかけて降った新しい雪については注意深く、判断するようにしてください。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、雨か雪、昼前から、くもり、後、晴れ、最高気温9℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-0.3℃(6時現在)です。

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