雪崩情報

更新日時: 2019/04/01 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

森林限界付近まで標高を上げる方は、まとまった降雪で形成されたスラブに注意してください。積雪が周囲よりも不安定になりやすい孤立した地形や極端な凸状地形、あるいは地形が斜面積雪を支えないような場所などは避け、シンプルな地形形状を持つ斜面を選んでください。また、小さい雪崩でも重大な結末を招く、地形の罠が斜面の先にないか、地形をよく観察してください。夜には非常に寒気が降りてきて、再び、降雪が予報されています。良い一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(31日)は、凸状地形に載ったスラブが人的刺激でサイズ1の雪崩となって動いていました。また、森林帯上部では濡れた雪と、新たな新雪の結合が悪く、サイズ1の点発生雪崩がでていました。さらに標高が低いところでは、雪ブロックの崩落なども観察されています。

積雪


標高1600m付近から下方では濡れた雪面、それ以上の標高では乾いた雪面に、30日から31日にかけての降雪が載っています。降雪量は森林限界付近で30cm程度ですが、情報が不足しており、旧雪との結合状態は不確実性が高いままです。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、くもり、朝晩、雪か雨、最高気温10℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-5℃(5時45分現在)、過去12時間で8cmの降雪がありました。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。