更新日時: 2019/04/03 06:00
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Low
信頼度:○ good □ Fair △ Low
特定の地形で雪崩コンディションが高い状態です。稜線直下や支尾根側面など、風の影響を受けた雪が堆積しやすい場所に形成したスラブの不安定性に注意してください。どのような不安定性があるにせよ、斜度を落とすことは、雪崩に対する最も有効な安全策です。強い寒気が入った関係で雪は良い状態にありますので、セイフティな斜面やラインでも十分に新雪が楽しめるはずです。滑走しようとしている斜面の先に「地形の罠」がないかの確認も忘れずに。
昨日(2日)は、サイズ1のストームスラブの雪崩が観察されています。
今回のまとまった降雪は森林帯上部で40cm程度となっています。この新雪は、風の影響のある場所では、表層が密度が高く、下層が密度の低い、逆構造となっており、シューティングクラックなどの発生させています。
気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、南西の風、くもり、最高気温8℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-8℃(4時45分現在)、過去12時間で18cm、過去24時間で34cmの降雪がありました。