雪崩情報
更新日時: 2025/01/22 06:30
妙高
アルパイン Fair 風の影響が不明
森林限界 Fair
森林帯 Good 昇温と日射の影響の程度による
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
一般的に安全な雪崩コンディションです。標高の高い場所の風の影響が不明のため、そこに関係する不確実性があります。隣接する白馬では、硬い雪面を削剥するほどの強風が、昨晩から吹いています。本日、標高のとても高いところまで登る方は、新しく形成したウインドスラブの可能性を考えておいてください。標高の低い場所では、日中の雪の変化に注意を。森林帯では、いろいろなところにグライドクラックが開いています。斜面の変わり目に気をつけてください。
留意すべき雪崩
概要
雪崩
昨日（21日）は、標高の低い日射の影響が強い急斜面にて、サイズ１の点発生湿雪雪崩が観察されました。また、サイズ1.5-2の全層雪崩も報告されています。
積雪
標高が高い北側の斜面ではよく乾いた沈降した雪があり、標高が低い南側の斜面には、日射と高い気温で形成した融解凍結クラストがあります。クラストの厚みは増しつつあり、また、グライドクラックも成長しつつあります。
天候
気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、曇り、時々、晴れ、所により、朝から雨か雪、日中の最高気温9 ℃（標高13 m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1,310 m）にて気温-6 ℃（4時45分現在）、過去12時間で新たな降雪はありません。
