雪崩情報

立山

2019/11/29 06:55

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界
森林帯

留意すべき雪崩

標高の高い場所で局所的に形成されている可能性がある

概要

雪崩

昨日(28日)、新しい雪崩の観察はない。

積雪

旧雪上層部は昇温と降雨により融解し、凍結している。その上に昨日の新たな降雪が薄く載っている。

天候

気象庁の発表では、冬型の気圧配置が続く見込み。このため、山麓では午前中はおおむね晴れるが次第に曇り。夜は雨や雪の降る所があり、夕方から雷を伴う所があるとの予報を出している。

行動と地形の助言

滑落に注意が必要な状況です。冬型の気圧配置が続く予報です。今後の降雪量の変化や風の影響で雪崩危険度は上昇します。気象の変化に注意して行動してください。高い標高では稜線や支尾根直下に局所的にウインドスラブが形成されている可能性に留意して行動してください。滑落や、雪崩が発生した際、被害を大きくしてしまう岩、深い沢、がけ等の「地形の罠」が露出しています。自分がいる場所や上部、下部の斜面がどんな地形なのか注意を払ってください。薄い積雪の下に隠されている岩にも注意が必要です。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。