更新日時: 2020/01/02 04:41
アルパイン Low 新たな降雪によるストームスラブの形成に注意
森林限界
森林帯
信頼度:○ good □ Fair △ Low
標高の高い場所ではストームスラブが形成されている見込みです。斜度が急に変化するような場所での誘発に注意してください。また、31日の強風の影響で風下側の稜線や支尾根直下の極端な急斜面にウインドスラブが形成されている見込です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪が露出して滑走は困難です。沢への転落にも注意してください。
昨日(1日)、新しい雪崩の報告は無いが、入山している人がいないため情報もない
標高800m付近での24時間降雪が8cmあるため、アルパインエリアではストームスラブの形成が見込まれる。31日の降雨の影響は少なくとも標高1400m以上。その後の強い北西風の影響で稜線、支尾根直下にウインドスラブが形成されている見込み。森林限界以下では、藪や沢が露出している。
4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪が8cm。周辺では降雪が続いている。気象庁の発表では、高気圧が張り出すが、気圧の谷や寒気の影響を受ける見込み。このため、山麓では曇り昼前から時々晴れで、朝晩は雪の降る所がある予報を出している。