雪崩情報

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白馬

2020/01/03 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界
森林帯

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(2日)は標高1600m付近、南東斜面にて、サイズ1の雪崩がスキーカットにて発生しています。典型的なウインドスラブによる雪崩です。

積雪

アルパインでは最近の降雪はゆっくりと沈降を進めており、風の影響のないところでは良いコンディションにあります。一方、風の影響が強いところでは、積雪表層の雪は移動し、風下側にウインドスラブを形成しています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、南の風、くもり、時々、晴れ、最高気温7℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-0.9℃(5時現在)、標高1000m付近まででは新しい降雪は観察されていません。

行動と地形の助言

例年に比べ、積雪量がまだとても少ない状態です。標高を上げ、雪がよく付いているところを探していると、そこにはウインドスラブが形成しているケースがよくあります。傾斜に注意を払い、発生区となりうるか認識するようにしてください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。