雪崩情報

更新日時: 2020/02/07 04:44

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線、支尾根直下の急斜面にはウインドスラブが形成され、広範囲にストームスラブも形成されている見込みです。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しているため、下部の地形にも注意してください。日中晴れる予報です。日射の影響を受けやすい、南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性に留意してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(7日)、武尊エリアの南東斜面で人的誘発によりサイズ1の雪崩が観察された。

積雪


4日昼頃から強い北西風を伴い強まった降雪は谷川武尊エリアで50-60cm。かぐらエリアで100cm以上の観察があり徐々に沈降してきている。稜線、支尾根直下にはウインドスラブが形成され、広範囲でストームスラブが形成されている。南寄りの斜面にはクラストが形成されており、今回の降雪で埋没した。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪が18cm。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響により、晴れ時々曇りの予報を出している。

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