雪崩情報

更新日時: 2020/02/07 06:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。好天となっても、いきなり大きな地形に飛び込むのではなく、まずは小さい斜面で雪の状態を確認しながら滑走してください。風の影響の強い場所では、硬いウインドスラブの形成が想定されますが、その強度の見積もりは難しいものです。凸状や孤立した地形などを避け、変化が少なく、積雪にストレスのかからないシンプルな斜面を探してください。風の影響の弱い斜面であれば、低温のためドライのとても良い新雪が楽しめるはずです。まとまった降雪はありましたが、まだ例年から比べれば積雪量は少ないですので、樹林帯では隠れている障害物(樹木や沢など)に十分注意してください。安全な地形を使った原則的なグループマネジメントで、良い一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(6日)は荒天のため山に入る人がほぼいなかったため、雪崩の発生状況は入ってきていません。

積雪


2月5日の日中から始まった降雪は、6日夕方までに頸城山塊(標高1,000 m付近)の北側で80 cm程度、南側で50 cm程度となっています。積雪は北西~北の風の影響を受け、風下にウインドスラブを形成しています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、西の風、くもり、昼前から夕方まで、晴れ、最高気温6℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-18℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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