更新日時: 2025/02/13 07:00
アルパイン Fair 限定的な観測
森林限界 Good 北西風の影響の程度
森林帯 Good 気温低下の程度
信頼度:○ good □ Fair △ Low
過去24時間で新雪が増え、山岳域では深いパウダースノーが存在します。毎年、深雪に溺れるように窒息死する事故も発生していますので、そのような深雪を滑る際は、仲間と一緒に行動し、互いの存在を確認するようにしてください。また、昨日の気温上昇によって、樹木の上の雪が落ち、新雪に隠れています。この雪塊はとても硬いので気を付けてください。強い風が継続しそうですので、ウインドスラブや雪庇の発達、そして荒天の雪の中にある不安定性に注意を向けるように。
北西の風を伴う暴風雪が風下に雪を堆積させ、雪庇を発達させました
低めの気温が荒天の雪を落ち着かると同時に、標高の高いところでは不安定が残る効果を生むでしょう
とても急峻な地形にて、点発生雪崩に注意を
昨日(12日)は、新しい雪崩の報告はありませんでした。
山間部では一晩で15〜30cmの新雪が降った。これは昨日、標高の低いところに雨と湿った雪をもたらした暖かい時期の後、夕方には気温が氷点下まで下がった。その結果、避難場所では暴風雪が真横になり、密度が高くなったが、一晩降り積もった雪の下には密度逆転が存在する。北西の風は新しい雪を風下斜面に再分配し、これらの斜面では密度逆転の可能性がある。上部積雪には不安定な要素があるが、全体的には球形化し沈降している。1月28日のPWLは1-2mの深さである。融解凍結クラストも太陽面上に深さの差はあれ存在する。
北海道の東にある低気圧の影響で、北西の風が吹いています。一日を通して降雪が続き、この後、5〜15cmの新雪が予報されています。風速は中〜強風となり、降雪の強弱はありつつ、曇りとなります。気温は一日を通して低く、山麓での最高気温は-3℃とのこと。