雪崩情報
白馬
2020/02/14 05:30
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Low | 日中の昇温と日射による変化に注意 |
森林限界 | Fair | 日中の昇温と日射による変化に注意 |
森林帯 | Fair | 日中の昇温と日射による変化に注意 |
留意すべき雪崩
点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow
















日中の昇温と日射による変化に注意
概要
雪崩
昨日(13日)は降雨のため山に入る人がほぼいなかったため、真新しい雪崩の報告は入っていません。
積雪
昨日(13日)は昼前まで降雨となり、また麓(標高700 m)で最高気温13.6 ℃を記録しました。森林帯の積雪表層は十分に濡れ、雪面はストップスノーとなり、極めて滑りにくい状況となりました。標高2300 m付近までは降雨で十分に濡れたようですが、それ以上の標高における雪面の濡れ加減は情報が不足していており、不明です。
天候
気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、最高気温14℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-0.2℃(5時現在)です。
行動と地形の助言
朝の時点では一般的に安全な雪崩コンディションです。しかし、本日も大幅な昇温が予報されていますので、標高が低く、日射の影響のある急斜面では、日中の積雪表層のコンディションの変化に注意する必要があります。濡れた雪はとても重いため、簡単に足元を掬いますので油断しないように。また、標高が高いところでは雪面は硬く凍結している可能性が高いため、滑落などにも警戒してください。