雪崩情報

更新日時: 2020/02/26 05:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。新たな降雪による柔らかいスラブによる危険があります。ラッセルし、歩いている感覚ではスラブを感じにくいかも知れませんが、警戒を緩めないようにしてください。そして、発生する雪崩が小さくとも、深い沢や斜面の先に崖や障害物(樹林や岩など)がある「地形の罠」があれば、致命的な状況となります。孤立した凸状地形や狭いシュートなどは避けるように。そして、安全な場所で待機する、一人ずつ滑走するなどの原則的な行動様式を大切にしてください。

留意すべき雪崩

点発生乾雪雪崩 Dry Loose snow


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(25日)は森林限界付近にて面発生雪崩(サイズ1.5)が観察されています。

積雪


森林帯上部では、昨日の午後から本日未明までに20-30 cm程度の降雪がありました。この新雪は日射や昇温の影響が強い、あるいは風に叩かれる斜面では融解凍結層の上に載っています。現時点で、この境界面についての詳細な情報はありません。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、夜、雨か雪、最高気温8℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温0.0℃(5時現在)です。標高1300 m付近にて、過去12時間で25 cm程度の降雪がありました。風は夜間を通して弱い状態でした。

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