雪崩情報

更新日時: 2020/02/28 06:19

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

慎重な地形選択が必要なコンディションです。強い北西風を伴った降雪が続いています。風下の稜線、支尾根直下の急斜面に新たに形成されているウインドスラブや、開けた急斜面に形成されているストームスラブの存在に注意してください。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意が必要です。低い標高帯では融雪のため沢が露出し、グライドクラックが出来ています。転落にも注意してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(27日)、標高1500m-1100mにかけての急斜面で人的誘発により複数の面発生雪崩を観察した報告があった。

積雪


標高1300m付近では25日の昇温と降雨の影響により濡れた旧雪の上に、26日からの強い北西風を伴った荒天による降雪が50cm以上載っている見込み。この降雪内に結合の弱い層があり面発生雪崩を誘発している。

天候


6時現在、アメダス藤原での過去24時間降雪は12cm。現在も降雪は続いている。気象庁は、冬型の気圧配置が次第に緩み高気圧に覆われるが、上空の気圧の谷や湿った空気の影響により、曇りで昼前から昼過ぎは晴れ、山地では明け方まで雪の予報を出している。

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