雪崩情報

かぐら谷川武尊

2020/03/26 06:12

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Good

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(25日)、標高1700m付近の北東斜面で人的誘発によりサイズ2の面発生雪崩が発生した報告があった。また、1800m付近の南東斜面で昨朝までに自然発生したサイズ1.5の面発生雪崩を観察した報告があった。

積雪

23日に埋没したクラストの上に30-50cmの降雪が載り、徐々に沈降が進んできている。低い標高帯では積雪表面が融解し凍結した。

天候

5時現在、アメダス藤原での新たな降雪はない。気温-2.3℃。気象庁は、高気圧に覆われるため、おおむね晴れる予報を出している。

行動と地形の助言

高い標高帯の稜線、支尾根直下の極端な急斜面に残るウインドスラブの不安定性に注意してください。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意が必要です。融雪が進み、岩や沢等の地形の罠が露出しています。下部の地形にも注意を払ってください。日中晴れる予報です。南向きの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性に留意してください。

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