雪崩情報
かぐら谷川武尊
2019/01/09 04:37
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Low | |
森林限界 | Fair | |
森林帯 | Fair |
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab





































急なサポートの少ない急斜面のストームスラブに注意
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab























稜線、支尾根直下の急斜面に注意
概要
雪崩
昨日(8日)、新しい雪崩の報告はない
積雪
昨日からの降雪により、新たなストームスラブが形成されている。境界面に低密度の層があり、結合に注意が必要。標高の高い場所では7日の強い西風の影響によりウインドスラブや雪庇が形成されている。
天候
4時現在、アメダス藤原で昨夕から14㎝の新たな降雪。気象庁の発表では、冬型の気圧配置が強まるが、次第に高気圧に覆われてくる見込み。このため山麓では雪が降るが、昼過ぎには曇りとなり、夕方からは晴れ。6時からの24時間で、多いところで40㎝の降雪がある予報を出している。
行動と地形の助言
昨日からの降雪により新たなストームスラブが形成されています。降雪量が増える標高の高い場所ほど注意が必要です。稜線や支尾根直下の急斜面のウインドスラブの結合にも注意してください。また、稜線には雪庇が発達してきているため、踏み抜きや崩落にも注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意してください。低い標高帯では沢への転落にも注意が必要です。気象庁は、冬型が強まり、新たな降雪がある予報を出しています。気象の変化に注意して行動してください。