雪崩情報

かぐら谷川武尊

2019/01/10 04:44

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Low

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(9日)、新しい雪崩についての情報はない。

積雪

昨日日中に強まった降雪は沈降が進んできている。境界面に低密度の層がある疑いがあり、結合に留意。標高の高い場所では強い北西風の影響によりウインドスラブや雪庇が形成されている。

天候

4時現在、アメダス藤原で昨夕からの新たな降雪は無い。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが、上空の気圧の谷の影響を受ける見込み。このため、晴れ昼前から時々曇りで、夜は雪の降る所がある予報を出している。

行動と地形の助言

昨日からの降雪により新たなストームスラブが形成されています。降雪量が増える標高の高い場所ほど注意が必要です。稜線や支尾根直下の急斜面のウインドスラブの結合にも注意してください。また、稜線には雪庇が発達してきているため、踏み抜きや崩落にも注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意してください。低い標高帯では沢への転落にも注意が必要です。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。